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地域のエネルギーと経済循環のしくみづくり

私たちは「木質バイオマスプロジェクト」と題し、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市から、日本に「エネルギーの地産地消」「地域経済循環」のモデルを発信していくことを目指しています。 震災以降、安心・安全なエネルギー供給への感心の高まりとともに、木質エネルギーを利用するペレットストーブの促進事業も、全国各地で取り組まれています が、黒字化している地域はほとんどありません。それは、地域住民間での普及が進まないことが大きな要因となっています。そこには、どんな地域を作っていきたいか、何を子供たちに残していきたいのか、そうしたビジョンの共有が欠かせません。未使用の森林資源を木質バイオマスとして、エネルギー資源に変え、エ ネルギーの自立を目指す。そうすることで、目の前の山が綺麗になり、川や海も綺麗になる。同時に、林業家、製材所、販売店など、地域の事業者にとっての仕 事を新たに生み出すことにもつながり、地域経済循環も進んでいく。そうしたビジョンをどれだけ地域の中に広げていけるか、それがこのプロジェクトの目指すところです。 現在、陸前高田市で行っているこのプロジェクトには、地元の林業家や製材所をはじめとする経済団体、さらには地元の有志住民、他県から来ているボランティ アスタッフ、技術提供をしていただく他県の企業などが関わっています。仮設住宅から復興住宅への入居はこれから2年3年の間に進んでいきます。それまでの 間に、どれだけ共感者を増やしていけるかがカギになります。家族、友人、地域住民、そして現在から未来へと続いていく、新しいエネルギー社会の輪を醸成していきたいと願っています。